絵画ヒストリー

絵画の種類や関係する職業

絵画と一口にいっても幅広くあります。油絵や日本画など本格的な芸術作品はもちろん、広義の意味なら落書きやアニメ絵なども絵画に含まれます。絵画に関する職業は、昔なら画家が代表的ですが、現在では幅広い職種があります。芸術作品を描き販売することで収入を得る画家のほか、小説の表紙は雑誌の挿絵を描くイラストレーター、広告デザインなどをするグラフィックデザイナーなどがあります。また、ゲームやアニメのイラストを描く仕事もあります。絵を描くだけではなく、そこにストーリーをつける絵本作家や漫画家と言った仕事もあります。それぞれによって求められる絵の方向性は違ってきます。画家の場合はうまく描けることはもちろん、自分の感性が大切で、いかに人の心を動かせるような作品を作れるかということが重要になってきます。対して、広告デザインと言ったデザイン職の場合は、感性よりも見やすいデザインや注目されやすい構図といったロジックのほうが大切になります。漫画家は、原作つきにならない限り、絵がうまいだけではなくストーリーを作る能力が必要不可欠となります。また、想像したシーンを具体的に絵として描き起こし、動きをつけられる能力も必要になります。

ユーラシアの絵画の歴史概要

絵画とは、写真のない時代の当時の様子を知ることができる貴重な資料であり芸術品です。その歴史は洞窟壁画にまでさかのぼることができます。フランスのラスコーにある洞窟壁画はその最も端的な例で、かなり正確な動物たちが描かれています。これは、狩りをしていた時代の人々の優れた観察力を物語っています。モチーフの描かれ方は、線描だけではなく泥や炭などを混ぜて作った絵の具で色も付けられており、とてもリアルです。ヨーロッパにおいて、絵画は宗教や王朝文化と結びついて急速に発展していきました。権力者たちが画家を経済的に援助し、自分たちの肖像画やキリスト教、ギリシャ神話にインスピレーションを得た作品を多く描かせました。初期のヨーロッパでは、主に板の上に石膏を塗りテンペラ絵の具で描いたものが主流で、その後キャンバスや油絵の具が発明されました。アジアでは、絵画は全く異なる形で発展を遂げました。紙と墨が主な素材で、絵巻物や屏風絵が一般的です。アジアでも権力者たちは自分らの肖像画や神話・宗教のモチーフを多く描かせましたが、風景画や山水画も多く残っています。ヨーロッパとアジアの中間である中東では、宗教上の理由により偶像崇拝が禁止され、人物や風景など具体的な形を描くことができませんでした。ですので、中東の美術は装飾文様として、主に建築と結びついて発展しました。


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最終更新日:2021/4/14


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